品種独特の個性とテロワールの見事な調和!アルザスのゲヴュルツトラミネールらしさに溢れています。
ドイツやアルザスの代表的葡萄品種の一つ『ゲヴュルツトラミネール』は、個性的なライチやユリの花の香りと、ほんのり甘味のあるフルーティな味わいが愛らしく印象的です。
特に、このミューレのゲヴュルツトラミネール・オルシデ・ソバージュは、ライチの風味がとても華やかで新鮮です。滑らかさを伴う石灰質泥土由来の豊かなミネラル感と甘みのバランスも絶妙。アルコールの厚みもしっかりとしておりワインだけでも楽しめますが、甘味がお料理の旨味にすうっと馴染み、お食事の伴としても白身の魚、豚肉、鶏肉などのスパイシーなお料理と合わせて楽しめます。
それだけではなく…意外ですが、雲丹とのマリアージュは目から鱗…です!是非一度お試しいただきたいですね。
「オルシデ・ソバージュ」とは「野性の蘭」。植物の生態系を重視するこの葡萄畑に、自然に生育する植物の一つだそうです。
【産地】 France/Alsace フランス/アルザス
【生産者】 MURE - CLOS ST LANDELIN ミューレ - クロサンランドラン
【品種】ゲヴュルツ トラミネール 100%
【収穫年】2022年 【アルコール度数】13.5%
【輸入業者】(株)オルヴォー
【生産者紹介】
MURE - CLOS ST LANDELIN ミューレ - クロサンランドラン
1650年創業の家族経営のドメーヌ。現当主ヴェロニク、トーマス兄弟が12代目。1935年からクロ・サン・ランドラン畑を単独所有しています。
葡萄栽培においては、ビオディナミ栽培により自然の生態系を整えて健全な土壌を造り、通常の2倍以上の高い植密度(10,000本/1ha)の植樹により根が横に張らず地中深く伸びるように誘導。さらに、手摘みで収穫量を非常に低く抑えることで、深い地層の良質なミネラルと水分を充分に吸収できるようにし、葡萄の安定した健全な成熟を促しています。
このように地中深くしっかりと根を張ることで健全に熟した葡萄の実を、低温発酵、天然酵母によりゆっくりとやさしく醸したワインは、テロワールに由来するアロマを美しく表現しています。