「ボングラン」「エミリアン・ジレ」の当主"天才" ジャン・テヴネ氏の極上のプライベートワイン。
このワインの畑は、クリュ・マコネの最北、少量ながら良質のボトリティス菌(貴腐菌)が発生する特殊な場所にあり、ブルゴーニュでは非常に珍しい貴腐のついた葡萄が数%含まれる白ワイン「ヴィレ・クレッセ」を生み出します。
これは「ヴィレ・クレッセ」の生産者として著名なドメーヌ「ボングラン」と「エミリアン・ジレ」の当主 "天才" ジャン・テヴネ氏が、家族と共に造る極上のプライベートワイン。ビオロジック栽培で葡萄が完熟または貴腐が付き始めるまで収穫を待つ、テヴネ独特のスタイルです。
控えめながら確かに感じる貴腐葡萄のニュアンスは、アカシアの蜂蜜を思わせる気品に満ちた芳香とほんのり甘味を伴う美しい果実味に現れ、実に印象的です。味わいの芯には清涼感のある酸があり、ミネラルの密度も濃くエレガントな喉越し。芳ばしく魅力的な余韻に、いつまでも浸っていたくなります。
フランス国内では「レストラン専用ワイン」としてに販売され、一般市場には流通しません。少量のみ輸出される貴重な掘出し物です。
【産地】 France/Bourgogne フランス/ブルゴーニュ
【生産者】 Thevenet et Fils テヴネ・エ・フィス
【品種】 シャルドネ100%
【収穫年】2019年 【アルコール度数】13.5%
【輸入業者】(株)いろはわいん
【生産者紹介】
Thevenet et Fils テヴネ・エ・フィス
有名ドメーヌ「ボングラン」 と「エミリアン・ジレ」の当主、マコネー最高の造り手 “天才”と評される ジャン・テヴネ氏が、親戚の畑のメタヤージュ(借り畑)でワイ造りを行っています。
この土地は、粘土質石灰土壌がソーヌ河で発生する霧の湿度を吸収・保湿し、加えて山に囲まれた地形があいまって、良質の貴腐菌の発生をもたらします。
その貴腐ぶどうによる素晴らしく凝縮した複雑なワインは「マコン(辛口)らしく無い」という理由で“AOCヴィレ・クレッセ”を名乗れないときもありましたが、「北のマコンはもともとこのスタイルであり、それを変えることはできない。」と、“AOCマコン・ヴィラージュ”としてリリースし己の信念を守ってきました。
現在では非常に高い評価を得ている「ボングラン」や「エミリアン・ジレ」のヴィレ・クレッセのクオリティを保ちながら、お手頃な価格で楽しめる掘り出し物の逸品です。
何世代にも渡ってドメーヌで採用してきた栽培方法は古くからの伝統に即したもので、化学肥料、除草剤などは一度も使用したことがなく、自然環境を最大限尊重したものとなっています。