これほどエレガントなヴィオニエのワイン、他にあるでしょうか?
品種独特の白百合の香りは控えめで奥ゆかしく、とても上品。杏や栗、キノコ等の深く濃密な香味に、ほんのりと白桃のニュアンスが加わります。口当たりはトロっとした厚みがあり極上の滑らかさ。深く長い余韻に残る上質なバターの風味も魅力的で、特にエビ・カニなど甲殻類との相性抜群です。
【産地】 France/Cotes du Rhone フランス/コート・デュ・ローヌ
【生産者】Anthony Paret アントニー・パレ
【品種】ヴィオニエ100%(有機栽培)
【収穫年】 2019年 【アルコール度数】 13.5%
【輸入業者】(有)三幸蓮見商店
【生産者紹介】
Anthony Paret アントニー・パレ
パレ家は、アントニーの父アランが1973年よりワイン造りを始めたコート・デュ・ローヌ地方サン・ジョセフ村の星。 2003年以降は息子のアントニー・パレによるキュヴェがリリースされ、父をも凌ぐ天才と評されています。
フランスの権威あるワインガイド・アシェットにおいて常に高い評価を得、世界のワインコンクールで数々の賞を受賞。アラン・デュカス、ラ・ピラミッドなど名だたるトップレストランに愛される、サン・ジョセフを代表する造り手です。パレ家のワインは、ナチュラルで香り、味わいが豊か、価格的にも信じられない品質を誇ります。
"素晴らしいワインを造るには大きくなってはならない"と語る父アランの姿に、彼の謙虚で強い誇りとフランス文化を代表するワインの造り手であるという信念が感じられます。彼の手のひらはワインと土の色で青くなり、洗ってもおちないこの色こそ、本物のヴィニュロンであることの証でしょう。
所有畑は粘土質土壌に鉄が多く含まれ、一目見ただけでも細かい鉄粉が見えるほどのテロワール。ここで徹底した有機栽培を実践しています。