ライチやダマスク・ローズを思わせる美しい香り!なんとも優雅な余韻。
その年、その区画、その葡萄が一番活きる方法として、白ワイン用品種にスキンコンタクト(果皮浸漬)を行い造られたバデールのオレンジワイン。オーク樽で発酵後、シュール・リー(滓接触)で6ヶ月熟成。マロラクティック発酵はしません。
綺麗な果汁のエキス感とミネラル風味が豊か、ふくよかな旨味に満ちています。口中ではライチやダマスク・ローズを思わせる美しい香りが華やかに広がり、奥行のあるなんとも優雅な余韻が長く続きます。
豚肉料理やソーセージ、サラミなどにお奨めです。
【産地】 France/Alsace フランス/アルザス
【生産者】 Domaine Bader ドメーヌ・バデール
【品種】ゲヴュルツ トラミネール 100%
【収穫年】2023年 【アルコール度数】14%
【輸入業者】(有)三幸蓮見商店
【生産者紹介】
Domaine Bader ドメーヌ・バデール
アルザス地方の中心 Epfigに位置し11ha所有。当主ピエール・シャルシュは2004年にドメーヌを引き継ぎ、2006年より本格的に葡萄栽培を開始します。その後ブルゴーニュでワイン醸造家の資格を取得し、このブルゴーニュでの経験が常に重要な影響をもたらしています。
ピエール・シャルシュは物静かな語り口で、テロワールとワインに対する自信の考えを控えめかつ厳格に語りますが、その内実はかなり情熱的で自分の地域とそこがもたらす可能性を心から愛しています。
『ワイン造りは、今年の成功が次の年の成功を約束するわけではなく、善い行いや悪い手法、考え方、植物に対する敏感さやバランス感覚が非常に重要で、それらは必ず葡萄に伝染する。
テロワールを反映した素晴らしいワイン、人に幸福や夢を与えるようなワインを造ることを目指し、その観点から葡萄畑において高い基準を持って厳格に取り組み、変革をしてきた。
テロワールや葡萄の特徴がすべて反映されたユニークで率直なワイン。土壌や周囲の気候と人間の活動や思考は相互に作用する。ときに努力は無駄になるが、その可能性に魅了される。その事が、この仕事を刺激的なものにする。』
ドメーヌ・バデールのワインは彼の人柄を反映し、無駄な肉が無く引き締まったタイトなスタイルです。