多品種葡萄の混植混醸により、色とりどりのライトに照らされるサーカスの様な摩訶不思議な世界がグラスの中で上演されます。
ワイン名は、Cirque des Rêves(夜のサーカス)とCirque des Levures(酵母のサーカス)の言葉遊びで命名。混植畑の葡萄を混ぜ合わせ、一緒に発酵(混醸)させた独特な造りのオレンジワイン(果皮浸漬発酵の白ワイン)。公式データでは公開されていないPIWI品種なども含めた全13品種を使用しています。
そう聞くと主張の強い個性的な味わいをイメージしそうですが、良い意味で裏切られると思います。上品な花の香りが極めて自然に沸き立ち、レモングラス、柚子、アケビ、果林、花の蜜など個々の香味の要素が時間差で点描画の様に重なり、美しい構造と生き生きとした新鮮さを感じるとてもエレガントな味わいです。12℃ぐらいの冷やし気味から温度を上げていくと、隠れていた品種の個性が万華鏡のように開きます。
※PIWI品種とはドイツ語の「Pilzwiderstandsfähig(耐菌性)」の略で、うどんこ病やべと病などの耐病性に優れたブドウ品種の総称です。
【産地】Germany/Baden ドイツ/バーデン/トゥーニベルグ
【生産者】Weingut Gebruder Mathis ヴァイングート ゲブリューダー・マティス
【品種】ミュラー・トゥルガウ、ムスカテラー、ゲヴュルツトラミネール、ヴァイスブルグンダー、グラウブルグンダー、グートエーデル(シャスラ)、リースリング、他 全13品種を混植・混醸
【収穫年】2023年 【アルコール度数】 11.0%
【輸入業者】(株)オルヴォー
【生産者紹介】
Weingut Gebruder Mathis ヴァイングート ゲブリューダー・マティス
トゥーニベルグにおけるマティス家の葡萄栽培の歴史は2世代前に遡り、代々受け継がれた石灰岩採掘所の埋蔵地を葡萄畑に開墾する決断から始まりました。初代のマティス3兄弟はフランス産バリック樽でのワイン熟成を始め、この地における木樽熟成のパイオニア。次代のソニアが20年間経営後、ガイゼンハイムで葡萄栽培と醸造学を学んだ息子セヴェリンが2020年に継承し 有機栽培への転換に着手。名残のような樽の香り、地酒的な素朴さ、純粋無垢な自然な手法が重なり、懐かしさと新しさの共存した味わいを生んでいます。ビーガン認定も取得。








