長期熟成を経て、サヴィニ・レ・ボーヌらしい繊細さの中に旨味が凝縮しています。
煮詰めたイチゴの様なふくよかな果実味と、森の奥の湿った樹木や腐葉土を思わせる重心の低い熟成感。そして、豊かなミネラルと穏やかな酸、優雅な樽香。それらのバランスが絶妙で、様々なお料理とも素直に美味しさを引き立てあう、食が進むワインです
【産地】 France/Bourgogne フランス/ブルゴーニュ
【生産者】 Domaine Francois Gay フランソワ・ゲ
【品種】 ピノ・ノワール100%
【収穫年】 2011年 【アルコール度数】 13%
【輸入業者】(有)三幸蓮見商店
【生産者紹介】
Domaine Francois Gay フランソワ・ゲ
ショレイ・レ・ボーヌに本拠地を置くドメーヌ。現当主フランソワ・ゲ氏は7代目となる職人肌のヴィニュロンです。昔からの伝統を重んじる造り手ですが、古めかしさを感じさせない普遍的な美しい味わいを表現しています。また、ブルゴーニュでは数少なくなりましたが、自身の地下蔵で飲み頃まで十分寝かせた後に出荷する姿勢を貫いています。
フランソワ・ゲのワインは、硬くて無口で、なかなか人にはなつかない代物が多いのですが、充分に魅力が開花した後は、実にピュアな美しい味わいとなります。7世代続く伝統のマセラシオン・ショー製法。教科書にある製法とは別物のようで詳しくは秘密。
素晴らしいクオリティーと複雑性、しっかりとした上品さが漂う彼のワインに、フランスの底力を見るようです。オランダとイギリス以外(それもほんのちょびっと)輸出したがらないところを、インポーターが熱心に口説いての入荷です。