ピュアでまろやかな葡萄のエキスが、優しくスゥーッと身体に染み込む様な、心地良い味わい。
ロゼ・シャンパーニュの製法は赤ワインと白ワインのブレンドが主流ですが、これはセニエ(赤ワインの色味を濃くするために発酵途中で抽出した淡いピンク色の液体を用いる手法)によるロゼ・シャンパーニュ。
セニエのロゼは自然で純粋な葡萄のエキスが、優しくスゥーッと身体に染み込んでいく様な心地良さがあります。気品あるクリーミーな泡立ちが長く持続し、口中に含んだ瞬間ほどけるようにしなやか。野苺など赤系果実の丸みが大らかに広がり、淀みなく余韻まで続きます。
【産地】 France/Champagne フランス/シャンパーニュ
【生産者】Alain Bernard アラン・ベルナール
【品種】ピノ・ノワール100%
【収穫年】NV 【アルコール度数】12%
【輸入業者】(株)オルヴォー
【生産者紹介】
Alain Bernard アラン・ベルナール
1912年設立のディジーを本拠地とする家族経営のRM(葡萄栽培農家兼醸造業者)。素晴らしいワインを造るためには、葡萄樹に対し徹底して世話を焼くことが最重要と考え、土壌の丹念な手入れ、耕作、土寄せ、除草、葡萄の剪定~収穫など、全て手作業で行います。
収穫の際に充分に糖度が上がっているため、醸造においてシャプタリゼーション(アルコール補強のための糖分添加)は一切施しません。全てのワインは最低でも3年間熟成させ、ルミアージュ(動瓶)、デゴルジュマン(澱引き)も全て手作業。特にデゴルジュマンは全てアラン一人で行います。
デゴルジュマンの際に添加する「門出のリキュール」には、多くの生産者が砂糖を添加するのに対し、果汁のみから生成されるMCRと呼ばれる濃縮果汁を使用しています。当然のことながら砂糖よりも高額ですが、酵母による分解が早くワインに馴染みやすいため、調和のとれた美しいバランスの味わいに仕上がります。