上質な葡萄のピュアな果実味が、実に美しくエレガント!歴史ある産地の実力を、しみじみと感じる名品です。
香ばしく華やかな香り、厚みのある果実の風味、美しく滑らかな酸に加え、熟成した深みと高いレベルの複雑味があり、シャンパーニュの奥深さを感じさせます。大振りのグラス、気持ち高めの温度で、メインの肉料理にもマリアージュし、泡が消えてもなお、古酒の雰囲気を醸すベースのワインの旨味で楽しめます。
極めて少量生産であり、殆どは昔からの個人客とレストラン、そしてご自身が営むシャンブル・ドット(高級民宿)で完売してしまうため、日本では殆ど知られていない銘柄ですが、歴史ある産地の実力をしみじみと感じる名品です。
【産地】 France/Champagne フランス/シャンパーニュ
【生産者】 Paul Clouet ポール・クルエ
【品種】 ピノ・ノワール100%
【収穫年】 2015年 【アルコール度数】 12.5%
【輸入業者】(株)いろはわいん
【産地情報】
シャンパーニュ地方の中でも、素晴らしいピノ・ノワールが育まれるグラン・クリュ、ブジー村。ポール・クルエの畑は、合計約6ha。その内4haはグラン・クリュ(ブジーにピノ・ノワールの畑3.2ha、シュイイにシャルドネの畑1.8ha)で、残り2haはオーブにピノ・ムニエの畑。
【生産者紹介】
Paul Clouet ポール・クルエ
素晴らしいピノ・ノワールが育まれるグラン・クリュ、ブジー村に1991年、現当主であるマリー・テレーズ・ボネールよって設立された小さなドメーヌですが、ゴー・ミヨ、ギド・アシェット、メイユー・ヴァン・ド・フランス等のワインガイド誌で、軒並み高い評価を受け、フランス各地のコンクールで受賞。
もともとは姉と二人で「アンドレ・クルエ」という、彼女達の父の名前を冠したドメーヌを運営していましたが、1991年に畑を姉妹で分割しました。「ポール・クルエ」は大好きだった彼女のおじいさんの名前です。小規模ドメーヌのため、残念ながら生産量のほとんどは昔からの個人客とレストラン、そしてご自身のシャンブル・ドット(高級民宿)で完売してしまいます。